どうも時雨です 現在レポート課題やらテスト勉強やらやらんといけんなあとか思いながらパソコンをカタカタ打ってる次第です PokemonLegendsアルセウスを買ったのですが,まだ全然序盤なので早く進めたいところですね(こないだ言った縛りがあまり鬼畜でないことに気づく)
さて,今回のタイトルはバタフライ効果ですね!これはカオス理論におけるカオス的運動の予測困難性,初期値鋭敏性を意味する格言みたいなもので,気象学者のエドワード・ローレンツが1972年にアメリカ科学振興協会で行った講演のタイトル
Predictability: Does the Flap of a Butterfly's Wings in Brazil Set Off a Tornado in Texas?
(予測可能性:ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきはテキサスで竜巻を引き起こすか?)
に由来すると考えられています
人気ゲーム(アニメもやってます)Steins;GateではButterfly Effectは頻出単語となっております
蝶翼のダイバージェンス:Reverseなんて作品もあるそうですね(これは小説)
なお,アニメ第六話のタイトルも蝶翼のダイバージェンスですね
ちなみに日本でも,
なんて言いますよね?
んでカオス理論,これはいろーーんな分野の学問例えば物理学や数学は勿論のこと経済学や生物学や気象学なんかにも用いられているんですねー
アフロディとかいうチート
wikipedia先生によると(よくお世話になっております),カオスは,簡潔にいうと,(統一的な定義は与えられていない)
非線形な決定論的力学系から発生する、初期値鋭敏性を持つ、有界な非周期軌道
この4つの特性をもつというわけですねー
あんまり抽象的な話をしてもつまらないので...
ある種の昆虫は成虫が卵を産むとすぐに死んでしまうそうな
したがって各世代が明確に分類され,第一世代の昆虫の数,第二世代の昆虫の数...と数列的に考えることができると,仮定します
ここで,第n世代の昆虫の数x(n)としますと,
x(n+1)=ax(n)(1-x(n))...(*)
と書けるとします,突然ですがw
aは最大増殖率といい,昆虫の数の増え方を決めるパラメータです
a=2,x(1)=0.1とすると,
a=3.2,x(1)=0.1とすると,
a=3.96,x(1)=0.1とすると,
a=3.96,x(1)=0.1のとき
a=3.96,x(1)=0.1000000001とすると,
そもそも(*)式が非線形(比例関係でない)なんですよね(①非線形性)
また,3枚目と4枚目を見てもらえばわかりますがほんの少し初期値を変えただけでふるまいが全然違うと思います これは②初期値鋭敏性です
また4枚とも値が0から1の間にある(閉じている)ことがわかると思います これは③有界性です
なお4枚目を見れば周期なんてないように思われますね これは④非周期性です
なんとなく興味を持った方はネットでポチポチ調べるなり専門書を購入するなりをおすすめします!
考えてみれば,マリカとか,カオス性あふれるゲームですよね
あそこでミスって落ちたからサンダー回避できたとか最後棘引いて終わったと思ったけど前が玉突き事故をしていたおかげで耐えられたとか...
カオスとは少し違う気はしますが...^^;
と,まあ今日はこんな感じで!また今度!
参考文献とか
船越満明,カオス(シリーズ非線形科学入門),朝倉書店,2015
カオス理論wiki↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%AA%E3%82%B9%E7%90%86%E8%AB%96
ローレンツ氏の論文↓
Steins;Gateホームページ↓